経営デザイン認証

経営デザイン認証制度について

経営デザイン認証は、申請組織が作成した「経営デザイン=経営の設計図」を、第三者(認証委員会が認定した専門審査員)が審査を行い、一定レベルに達した組織を、経営デザイン認証委員会が認証する制度です。
審査は、書類審査面接審査があり、審査後にはアドバイスやフィードバックも行います。認証期間は3年間となり、二つの認証制度を設けています。

スタートアップ認証

スタートアップ認証

「ありたい姿」、「これから進化させたいこと」が、組織として「見える化」されていると認められた組織。
「ありたい姿」は、10~15年後を目安とします。

「経営の見える化」からスタートしたい
経営者の方

ランクアップ認証

ランクアップ認証

「ありたい姿」の達成に向けて、「戦略(道筋)」、「組織能力」、「顧客・市場」、「顧客価値」が、組織として「見える化」されていると認められた組織。
「ありたい姿」は、10~15年後を目安とします。

理念、戦略、計画、目標を一貫させて、
「全員参加」の経営にバージョンアップを
図りたい経営者の方

2024年度 経営デザイン認証の申請のご案内

申請手順

  • 1. フォーマット申請資料のダウンロード

  • 2. エントリーシートの記入・提出

    まずは認証申請の意思表示をお願いします。エントリーシートに必要事項を記入し、
    電子媒体形式にて窓口メールまで提出ください。

  • 3. 審査書類(経営の設計図など)の作成

    申請する認証の種類に応じて、審査書類の作成をお願いします。
    ダウンロードしたフォーマットに直接入力していただきます。

  • 4. 審査書類の提出

    提出は電子媒体形式にてお願いいたします。
    *認証の種類によって記入フォーマットが異なります。ご確認をお願いいたします。

  • 5. 審査費用の支払い

    審査書類の提出後、請求書を発行しますので、審査費用をお支払いください。

必要書類

スタートアップ認証

<エントリーシート>

  • 経営デザイン認証申請応募書(所定フォーマット)
    1.申請区分 2.組織/代表者/連絡先 3.概要(設立・収入・従業員数等)

<審査書類>

  • 「これからの経営設計図」A3版1枚(所定フォーマット)
  • 過去3年間の財務に関する資料(所定フォーマット)
  • 組織図(部門・責任者・所属人数等)
  • 事業がイメージ出来る写真(3点以内)
  • 組織のロゴ

ランクアップ認証

<エントリーシート>

  • 経営デザイン認証申請応募書(所定フォーマット)
    1.申請区分 2.組織/代表者/連絡先 3.概要(設立・収入・従業員数等)

<審査書類>

  • 「経営の設計図」A4版10枚(所定フォーマット)
  • 「経営の設計図サマリー」A3版1枚(所定フォーマット)
  • 過去3年間の財務に関する資料(所定フォーマット)
  • 組織図(部門・責任者・所属人数等)
  • 事業がイメージ出来る写真(3点以内)
  • 組織のロゴ

審査費用(税込)

スタートアップ認証

一般 407,000円
日本生産性本部賛助会員 352,000円
経営品質協議会会員 330,000円

ランクアップ認証

一般 506,000円
日本生産性本部賛助会員 451,000円
経営品質協議会会員 429,000円

審査スケジュール

<前期審査>

予定通り終了しました。ご申請ありがとうございました。

<後期審査>

  • エントリーシートの提出
    9月30日(月)〜10月4日(金)12時
  • 審査書類の提出
    10月21日(月)〜25日(金)12時
  • 書類審査
    11月1日(金)〜10日(日)
  • 面談審査(トップインタビュー)
    11月11日(月)~12月6日(金)(2〜3 時間・オンライン) 日程は個別に調整
  • 審査レポート
    12月末ころ送付
  • 認証委員会
    2025年1月〜2月 2024年度の認証組織を決定
  • 認証式
    2025年3月
  • 2026年1月ころ
    「経営の設計図」の再提出
  • 2027年1月ころ
    「経営の設計図」の再提出・インタビュー面談

エントリーシートの提出先

経営品質協議会事務局まで電子メール添付にてご送付をお願いします。

*送付後、申請書受領メールを送付します。2営業日以内に受領メールが届かない場合は事務局までご連絡をお願いします。
*審査書類の提出先は、別途お知らせいたします。

FAQ

Q1 「経営デザイン」の対象、メリットについて教えてください。
A1 中小企業、大企業の事業部門・支社・支店・営業所、代理店・特約店、ビジネスパートナー(協力会社)、ビジネスホテルチェーンの支配人やフランチャイズオーナー、飲食店の店長やフランチャイズオーナー、ベンチャー企業やスタートアップ企業に有効だと考えます。
経営者が次世代の幹部と「経営デザイン=経営の設計図」づくりを通じて、自組織の経営の目指す方向を明らかにして、経営幹部や社員が共有することにより、組織全体の力で経営変革と事業成長を図ることができます。
Q2 経営デザイン認証ログイン後の画面で資料のダウンロードができません。
A2 ログイン後の画面は、ブラウザ環境により、適切に操作できない場合がございます。
詳しくは推奨環境のご確認をお願いします。
Q3 「経営デザイン認証」の審査の決定について教えてください。
A3 経営者や経営幹部がこれまでの経営を振り返り、次代に向けた経営の設計図を「経営デザイン」として作成します。この経営設計図を含めた書類を提出し、経営デザイン認証制度に申請することによって、第三者=審査員が書類とインタビューにて審査を行います。審査結果を「経営デザイン認証委員会」に諮って、一定レベルに達した組織を認証します。
最も重要なことは、「書類を作って申請すること」ではなく、第三者である審査員と認証委員会からのフィードバックを受けることを通じて、経営を見直し、社員と共有して価値を提供し、生産性を向上させることにあります。
Q4 「経営デザイン認証」には「スタートアップ認証」「ランクアップ認証」二つの認証があります。
「ランクアップ認証」に申請するためには、「スタートアップ認証」の取得が条件なのでしょうか。
A4 「ランクアップ認証」は、「スタートアップ認証」を取得されていなくても申請いただけます。「これからの経営設計図」(A4、10枚)をはじめとする必要書類を作成し、提出いただきます。
「スタートアップ認証」が「これからの経営設計図」(A3、1枚)で自組織の経営デザインを、全体を通して俯瞰して考えるのに対し、「ランクアップ認証」では、「経営の設計図」(A4、10枚)に自組織のありたい姿の実現に向けた経営デザインをストーリーとしてまとめます。具体的には「ありたい姿」の達成に結び付く成果の指標と目標を決めて、どのようなアクションプランで実現させるかを具体的に描くことになります。
まず、「スタートアップ認証」で「ありたい姿」を描いてから、「ランクアップ認証」を目指すこともできますし、「ランクアップ認証」から取り組むこともできます。
Q5 認証申請の面接審査(トップインタビュー)は、随時行うのでしょうか。
A5 上記の規定時期に、申請組織と個別に日時を設定いたします。
Q6 「経営デザイン認証」審査のインタビュー対象者について教えてください。
A6 申請いただく組織のトップとともに、経営の設計図を一緒に作成した主要メンバーも同席をお願いしております。
組織のトップとは、会社全体であれば社長ですが、事業部で申請を行う場合は事業部長となります。
Q7 「経営デザイン認証」の期間は3年間とされています。なぜでしょうか。
A7 経営を取り巻く環境変化のスピードが早いことから、一定の期間を定める必要があり、3年間としています。
Q8 認証の費用の支払いについて教えてください。
A8 請求書払いにてお願いいたします。(申請書受領後、面接日までにお渡しします)
Q9 『経営層のための「経営の設計図」策定コース』受講のメリットは何でしょうか。
A9 「経営の設計図」は、項目だけ見れば記載が可能ではありますが、その項目が意図する目的や他の項目とのつながりなど、体系的に理解し、実際の経営に生かしていただくために経営層のための「経営の設計図」策定コースで理解を深めていただきたいと思います。
参加者は、経営者・経営幹部・経営企画を行う責任者、事業責任者を想定しています。
「経営の設計図」を実際に作成し、その事業の責任を担う方を対象としています。
Q10 『経営層のための「経営の設計図」策定コース』の受講「経営デザイン認証」の必須条件になるのでしょうか。
A10 2023年度より『経営層のための「経営の設計図」策定コース』の受講が申請条件となりました。
ただ、本メソッドで支援をしている組織やコンサルタントの方の指導を受けている場合は、受講いただかなくても大丈夫です。
Q11 『経営層のための「経営の設計図」策定コース』は事前課題があるのでしょうか。
A11 事前課題があります。
「経営の設計図サマリー」(A3版)を事前に記載いただくことをお願いしています。
Q12 『経営層のための「経営の設計図」策定コース』をインハウス(企業・組織・グループ内など)で開催したいのですが。
A12 ご要望に応じて「経営の設計図」の作成を支援いたします。オンラインでの開催も可能です。詳細は事務局にお問合せ願います。
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経営デザイン認証委員会共同委員長のご紹介

第一生命保険株式会社

特別顧問

渡邉 光一郎 氏

株式会社リコー

代表取締役会長

山下 良則 氏

共同委員長からのメッセージ

日本企業は、経営者が高齢化し、さらに後継者が不足するという問題を抱えています。この厳しい経営環境下で、企業として中長期の安定成長を実現するためには、常に「ありたい姿」「現状」「そのギャップを解決するための課題」を正しく認識することが重要です。そして、それらの認識の上に立つ「経営の設計図」 いわゆる「経営デザイン」を経営陣が描いて経営を「見える化」したら、ミドルに徹底的に伝えて「わかる化」し、「わかる化」をしっかり行うことで、現場に伝わり、現場の「できる化」につながります。企業規模の大小に関わらず、原理原則に従い、経営をデザインし、「ありたい姿」の実現に向けて取り組むことは、「夢、元気、明るさ」につながると考えています。
特にベンチャー経営者においては、この「経営デザイン」策定を通じて経営の志、自ら経営を改革する際の計画、方法、悩みなどを明らかにし、第三者にぶつけてアドバイスを受けることで経営のばねとして役立てることができます。

また、この「経営デザイン」は中小企業はもちろん、大企業の事業部門や支店単位での活用で生産性向上が期待できます。経営の「見える化」により、経営課題に対する社員の理解が進むとともに、組織経営がスムーズに継承できるからです。

経営デザイン認証委員のメッセージ

  • キヤノンマーケティングジャパン株式会社代表取締役社長

    足立 正親 氏

  • 社会福祉法人こうほうえん会長

    廣江 研 氏

  • 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社代表取締役社長

    池田 雅一 氏

  • 社会福祉法人恩賜財団済生会支部 福井県済生会病院病院長

    登谷 大修 氏

  • この「経営デザイン」を上手に活用することで、パートナーとの連携を図り、持続的な経営づくりに役立てられることに期待しています。

  • 特に地方では、後継者の育成に悩んでいる組織が多い。経営デザイン認証によって創業者の想いを見える化し、次世代へと繋げていくことを期待します。

  • 組織が目指す姿を全員が共有し、「経営デザイン」に取り組むことで、各社の経営革新と生産性向上がドライブされることを期待します。

  • 医療機関にも「経営」が問われています。特に、職員満足(ES)の向上を経営の問題として取り組むことで、自ら強みと課題に気づき、組織を変える大きな力を得ることを期待しています。

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