2020年を振り返ると、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のことは避けては通れません。「新しい生活様式」で3密(密集、密接、密閉)対策が余儀なくされ、マスクを着用する姿が定着しました。
さて2019年10月1日、消費税率が10％に引き上げられ、今年の景気に影響を及ぼしました。
またコロナ禍により、世界でも劇的な環境変化をもたらすことになりました。3月24日、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会は、約１年間の延期が発表されました。全国の小中高校の臨時休校、経済活動の縮小等の措置以外にも、さらなる感染拡大の兆候により、日本政府は緊急事態宣言を4月7日に発令、49日間後の5月25日に全面解除されました。テレワークや在宅勤務も増え、働き方も様変わりしました。今後は感染症対策をおこないながら、新たな経済活動を推進していきます。
そして9月16日に歴代最長を更新、連続在任日数2822日の安倍首相に、後任が菅自民党総裁となり新政権が発足しました。さらに11月3日には日本にも影響を与えるアメリカ大統領選挙があります。
その状況下に、2020年から今後の日本経済の展望と課題について、永濱様にご講演をいただきます。