経営品質協議会では1996年の創設以来、クライテリアを「基準」と訳して活用して参りましたが、基準＝守るべきものと捉えられてしまうことを避け、自由に経営革新を実践するニュアンスで自律を強調したいと考え、2022年にガイドラインと名称を変え、日本経営品質賞委員会ではなく、経営品質協議会より発行しました。本ガイドラインは評価（セルフアセスメント、第三者評価）のためだけではなく、経営革新の実践を目的とし、経営革新を志向する組織の羅針盤として活用頂くことを意図しています。
本例会では、ワーキンググループメンバーに参画された髙橋　清氏にガイドラインのコンセプトや概要、経営品質と顧客価値経営は何が違うのか、アセスメント基準から変わったもの・変わらないもの、組織での経営革新の実現に向けたガイドラインの活用方法について、などの視点からご講演頂きます。また、会員の皆様との質疑応答や意見交換にご対応頂き、会員の皆様の経営の進化へのご示唆になることを期待しております。
講師：アセスメント基準改定ワーキンググループ　高橋　清氏